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陽炎

 

君と出会った日、それは

僕が生まれた日

目に映る景色全て、輝きを増して

茜差す道の先に、陽炎揺れてる

 

君に会いたくてもう一度、あの場所へ向かう

そして来る君の笑顔が、またスライドする

やがて日は落ちて二人、恋に落ちて

 

君がわらった時、僕がそばにいて

つられて、わらうんだろう

僕がわらった時、君がそばにいて

つられて、わらうんだろう

 

星に願いを 月に祈りを

このまま時を、止めてよ神様

 

二つのカイトは高く、飛ぶために離れ

あの日の輝きさえも、ため息に変わる

傷つくことには慣れた、つもりでいた

 

君が泣いた時、僕がそれを見て

つらくて、泣くんだろう

僕が泣いた時、君がそれを見て

つらくて、泣くんだろう

 

見えない糸も、やがて途絶える

 

二人は出会い、そして別れ行く

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